田辺市の名所・観光地
熊野古道・中辺路
2004年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」
写真は「熊野九十九王子」中で最重要とされる
五大王子の一つ「滝尻王子」入口の指定碑。
近くには古道の歴史と観光案内を兼ねた施設「熊野古道館」や
古道の語り部さんが経営する土産物店等があります。
熊野本宮大社・大斎原大鳥居
全国の「熊野神社」総本宮にあたる熊野三山の一つ「本宮大社」
大斎原はかって本宮大社があり、神が舞い降りたと伝えられる場所。
*大社は明治22年の大水害により社殿が流出し、現在の場所に遷座されました。
今の大斎原には入り口に高さ約34m、幅約42mの大鳥居が建ち
桜の名所やパワースポットとして多くの方が訪れます。
武蔵坊弁慶
田辺は源義経の家来として知られる
「武蔵坊弁慶」の生誕地といわれています。(写真はJR紀伊田辺駅前の銅像)
そのため田辺市には下記の「闘鶏神社」をはじめ
産湯を汲んだと伝えられる井戸(旧田辺市役所前)など
弁慶縁の史跡が数多くあります。
また毎年秋には「弁慶祭」が催され
演者によるパレードや花火大会など各種イベントも行われます。
闘鶏神社
壇ノ浦の合戦で源氏を勝利に導いた熊野水軍の伝説が残る「闘鶏神社」
社名の「闘鶏(とうけい)」は弁慶の父といわれる熊野別当湛増が
合戦で源平どちらを支援するか、占うため境内で紅白の鶏を闘わせた話に由来。
境内には闘鶏の様子を再現した湛増と弁慶の像があり
社務所には「弁慶産湯の釜」や「源義経愛用の笛」などが展示されています。
田辺祭り
毎年7月24日と25日に行われる
450年余りの歴史を持つ闘鶏神社の例祭。
京都・祇園祭のように旧城下の各町から山車の一つである「笠鉾」
(一般に「お笠」と呼ばれる)が町を練り歩きます。
中でも全ての笠鉾が旧・会津橋に一同に並ぶ「曳き揃え」(写真)は荘厳で
川面に映る紅提灯の美しさも幻想的です。
南方熊楠顕彰館・旧邸
世界的に有名な博物学者「南方熊楠」が大正15年から昭和16年まで生活し、
研究の拠点にもなった田辺市中屋敷町にある「南方熊楠旧邸」。
その熊楠の研究資料を保存し研究するために
旧邸に隣接する施設が「南方熊楠顕彰館」。
入館費無料で、熊楠の研究資料を閲覧したり、
パソコンを使って調べることができます。
天神崎
広陵部と岩礁によって形成された田辺湾に突き出た岬。
多くの海洋生物が生息し自然観察や磯釣りが楽しめます。
また天神崎は、自然保護のために市民が出資金や募金で土地を買収する
「ナショナルトラスト運動」の先駆となった場所としても有名。
近年では水が張った時「鏡張り現象」が見られる事から
「和歌山のウユニ塩湖」と呼ばれ、SNS映えスポットとしても知られています。
植芝盛平記念館
田辺市上の山で生まれた合気道の開祖・植芝盛平氏
その偉大な足跡と功績を湛え、伝承する為に扇ヶ浜に建設された記念館。
館内には植芝氏の生涯や合気道の歴史を紹介するパネルや
ゆかりの品を展示するコーナー等があり、氏と合気道の魅力を感じられる施設です。
入り口には植芝氏の銅像(写真左)も建てられています。
扇ヶ浜公園
植芝盛平記念館のある扇ヶ浜は、広場にスケボーやバスケットボールの施設があり
特に夏場は海水浴場(写真)として大勢の人で賑わいます。
近くに400台所有の有料駐車場もある事から利便性も良く
地元の朝市「弁慶市」が開催地される等
普段から老若男女の集う場所となっています。
紀州備長炭発見館
田辺市秋津川の道の駅「紀州備長炭記念公園」内にある資料館。
備長炭の歴史や製法を詳しく紹介しています。(入場有料)
公園内には、発見館のほかに炭を焼く窯や物産店、
全天候型バーベキュー・ガーデン(4月〜10月末)などの施設があります
また田辺市内から備長炭公園への途中・会津川上流には
岩壁に彫られた「三尊磨崖仏」をはじめ奇岩や巨岩が並び、
桜や紅葉の名所としても知られる渓谷「奇絶峡」があります。
田辺市のより詳しい情報を知りたい方はこちら!「田辺観光協会・田辺観光振興課HP」をクリックして下さい
交通アクセス
- 鉄道
- 大阪方面よりJR特急 [くろしお] または [オーシャンアロー] でJRきのくに線 [JR紀伊田辺駅] 下車
- (*[JR天王寺駅] から約2時間)
当店へは[紀伊田辺駅]から徒歩約10〜15分、タクシーで約3〜5分
- 自動車
- 京都・大阪方面から [近畿自動車道] − [阪和道]を経由して [阪和自動車道・田辺IC] 降車。
当店へは[田辺IC]より車で約5分
- 飛行機
- [羽田空港] より飛行機で [南紀白浜空港] 到着(片道約60〜80分)、[南紀白浜空港] より田辺方面へ。
- 当店へは[白浜空港]より車で約20〜25分